ジャッキー・チェン、「ベスト・キッド」はいい休暇だった!?
2010年6月18日 11:30

[映画.com ニュース] 米公開後、たちまち全米興行のトップに立った「ベスト・キッド」に出演するジャッキー・チェンが、「『ベスト・キッド』はいい休暇になった」と撮影を振り返った。
同作は1984年の大ヒット空手映画を、中国を舞台に置き換えてリメイクしたもの。チェンは、オリジナル版でノリユキ・パット・モリタが演じてアカデミー助演男優賞にノミネートされたミスター・ミヤギ役を、ミスター・ハンと役名を変えてシリアスに演じた。
チェンは6月16日、北京の記者団に「アメリカでは『ラッシュアワー』ようなアクションコメディのイメージが強いから、今回みたいな役が回ってくることは珍しいんだ」と語っている。そして、「いつもと違う役を演じられてとても幸せだったよ。これはコメディの要素もあるけど、すごくシリアスな役なんだ」と目を細めた。チェンの演技は、早くも多くの映画評論家からの賞賛を集めている。
ウィル・スミスの12歳になる息子ジェイデン・スミスとチェンが主演する「ベスト・キッド」最新版は、6月11~13日の週末興行で5600万ドル(約51億円)の米興行収入を記録。妻のジェイダ・ピンケットとともに製作総指揮を務めたスミスは、22日の中国公開を前に「海外でもアメリカと同様に成功することを願っているよ」と意気込んでいる。スミスは中国にわたり、チェンとともにプロモーションに当たる予定。「ベスト・キッド」の日本公開は8月14日。
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