奥田瑛二、渡辺謙・大“父子”との縁に感無量
2010年6月16日 21:14

[映画.com ニュース] 昭和最大のミステリーとして事件史に名を連ねる「3億円強奪事件」を題材にした映画「ロストクライム 閃光」に主演の渡辺大、奥田瑛二、川村ゆきえ、かたせ梨乃、宅麻伸、伊藤俊也監督らが6月16日、東京・調布の角川大映スタジオで行われた完成披露イベントに出席した。
ジャーナリスト出身の作家・永瀬隼介が「3億円事件」に真っ向から取り組んだ小説「閃光」が原作。ヤミに葬られた事件を追う刑事たちの姿、犯人たちの数奇な運命、事件の裏側を深くえぐり出していくサスペンス。
この日は、3億円事件が起きた当時の車種と同じ白バイ、現金輸送車が登場。「プライド 運命の瞬間」以来、商業映画としては実に11年ぶりにメガホンをとった伊藤監督は、「それほどブランクを感じていなかったんですが、現場で生きることが自分にとってどれだけ喜びであるかを再認識しました」と話した。
渡辺謙を父に持つ渡辺は、所轄の若手刑事・片桐を演じ「ベテランの俳優に囲まれて、思い切り演じさせてもらいました。片桐の成長とともに、役者として自分も成長することができ、(相棒役の)奥田さんには感謝してもしきれない」と熱い思いを語った。
また、古参刑事・滝口に扮した奥田は「そのわりにはお歳暮もお中元ももらっていないけれどね」とジョークで場内を和ませた。そして、「僕は渡辺謙さんが25歳のときに『海と毒薬』で共演したけれど、彼(渡辺大)とも同じ年齢で共演。不思議な縁を感じます」と感無量の面持ち。さらに、「暴投以外は全部受け止めようと思ったけれど、全部直球でした(笑)。イケメンで格好いいだけではない俳優だと確信しています」と称えていた。
「ロストクライム 閃光」は7月3日から全国で公開。
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