“新婚”坂井真紀に、AAA西島隆弘が未練タラタラ
2010年6月11日 14:54

[映画.com ニュース] 阿川佐和子の人気小説を坂井真紀主演で映画化する「スープ・オペラ」の完成披露試写会が6月11日、東京・スペースFS汐留で行われ、坂井と阿川、共演の「AAA」の西島隆弘、藤竜也、瀧本智行監督が舞台挨拶に立った。
坂井は、昨年10月1日に写真家の鈴木心氏と入籍し、5月1日に東京・湯島天神で挙式したばかり。撮影を振り返り、「これまでいろいろな役を演じてきましたが、こんなにも孤独を感じた役はありません。何でこんなに寂しいんだろうって感じる反面、すごく温かい作品なんです。孤独すぎて結婚しちゃいました」とおどけてみせた。
鈴木氏は同作のスチール担当だったそうだが、「もともと彼の撮る写真が好きだったので、出会いはまったく別のときなんです」となれ初めを説明。藤は「良かった、スチールマンの悪口とか言わなくて」と安どの表情を浮かべたが、西島は「撮影中、真紀さんに恋をしていたので、もっと早く出会えていたら……。相当プッシュしたのに、振り向いてもらえなかったんですよ」と未練タラタラの様子だ。

原作者の阿川は、映画化のオファーを受けた約4年半前のことを「こんなご時世だし、まあ無理だろうなと思っていました。大きなドラマのない作品なのに、しぶとく作っていただいた」と述懐。瀧本監督は、「今までアドリブって認めたことなかったのに、主人公3人の息の合ったアドリブを見せられたら認めざるをえなかった。見ているだけでほほが緩んでくるような幸せなひとときだった」とキャストを称えた。
同作は、35歳で独身のルイ(坂井)が暮らす古い家に、怪しげな初老の画家のトニー(藤)と雑誌編集者見習いの康介(西島)が転がり込んできたことから始まった、3人の奇妙な同居生活を丹念に描く。
「スープ・オペラ」はプレノンアッシュ配給で、10月から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー