堤真一、医師役から解放され「博多の夜は楽しかった」とニヤリ
2010年6月5日 16:11

[映画.com ニュース] 現職医師・大鐘稔彦のベストセラー小説を映画化した「孤高のメス」が6月5日に全国250スクリーンで公開。主演の堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、成島出監督は、東京・銀座の丸の内TOEI前で大ヒット祈願の鏡割りと、舞台挨拶に出席した。
地方の市民病院に赴任した外科医師・当麻(堤)が、“脳死肝移植”というタブーと向き合う姿を通して、現代医療が抱える問題を浮き彫りにした骨太な医療ドラマ。順天堂大学医学部のバックアップによるリアルな手術シーンが見どころのひとつだ。
キャスト陣は、撮影前に実際の手術室に入り手術を見学するなど、徹底した役作りに挑んだ。主演の堤は、「手術シーンが一番緊張しました。特にラストは、周りにいる医者が本物の医者だったので、ものすごく緊張した!」と述懐。映画完成後は撮影の緊張から解きほぐされたように全国キャンペーンを楽しんだといい、夏川に「楽しそうだったね」としみじみ言われると、急に表情をゆるませ「博多の夜は楽しかったねえ」とニヤリ。そして、「……言うこと忘れてもうたやん!」と関西弁交じりに堤が慌てると、夏川が「先生、しっかり!」とたしなめるなど、夫婦漫才のような掛け合いで会場を笑わせた。
情熱あふれる若き医師・青木役の吉沢は、リアルさが求められた現場での苦労を振り返り、「空いた時間に控え室で糸結びの練習をしていたんですけど、堤さんの椅子が一番糸だらけで、毛の生えた椅子みたいになっていた」と明かした。成島監督は、「手術室のシーンと現場でのチームワークがシンクロしていて、心地よい現場でした」と満足げだった。
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