トトロも登場する「トイ・ストーリー3」にAKB48も大興奮
2010年5月25日 15:18

[映画.com ニュース] ピクサー・アニメーション最新作「トイ・ストーリー3」の来日記者会見が5月25日、東京・恵比寿ガーデンホールで行われ、リー・アンクリッチ監督、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンが出席した。
同作は、玩具のウッディ、バズとその仲間たちが繰り広げる冒険を描く人気シリーズの第3弾。持ち主のアンディが大学生になり、保育園に寄付された玩具たちがたどる運命を描く。
アンクリッチ監督は、前作から11年ぶりのシリーズ新作に「今までの世界観に忠実であることを心がけた。僕は1作目から16年間、3作すべてに携わっていて、キャラクターたちは家族同然。彼らがどういう行動を起こすかは分かってる」と思い入れもたっぷり。今回が初の単独監督作で、「ピクサーは素晴らしい成績を収めてきたスタジオだから、新作の監督にはプレッシャーになる。自分が初めての駄作の監督になりたくないからね(笑)。そして、何より『トイ・ストーリー』という素晴らしい物語を壊したくなかった。だいたい映画のパート3はひどいものが多いけど、その呪縛を打ち砕く、ファンをがっかりさせない素晴らしいものを作るよう心がけた」と心境を告白した。

劇中には、ウッディとバズの新たな玩具の仲間としてトトロも登場。これについてはプロデューサーのアンダーソンが「スタジオジブリとピクサーの友情を確認したくて、宮崎(駿)さんに打診したら快諾いただけたので登場させた」と秘話を明かした。
そして、人気アイドルグループ「AKB48」から、同シリーズの大ファンという高橋みなみ、宮澤佐江、北原里英、宮崎美穂も、この日限りの「チームトイ3」として応援に駆けつけた。4人は、会場に現れたウッディとバズに黄色い声援を上げて抱きつくなど大興奮。なかでも宮崎は「私も大きくなったら『トイ・ストーリー』のような映画が作りたい。AKBで活躍しながら、映画監督をしたい!」と突然の宣言。高橋らは「作れるの!?」とビックリだったが、アンクリッチ監督は「今すぐ雇いますよ」と余裕のリップサービスで応じていた。
「トイ・ストーリー3」はウォルト・ディズニー配給で、7月10日から全国で公開。

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