ジョージ・A・ロメロ監督、アルジェント「サスペリア2」をリメイク
2010年5月19日 11:33

[映画.com ニュース] ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア PART2 紅い深淵」(1975)をリメイクすることになった。
英エンパイア誌によれば、リメイク版は3D映画になる。またアルジェント本人の関与はないが、実弟でプロデューサーのクラウディオ・アルジェントが脚本を手がけるという。ふたりのコラボレーションは過去にもあり、アルジェント監督がロメロ監督の出世作「ゾンビ」(78)の監修と音響効果を手がけたほか、「マスターズ・オブ・ホラー/悪夢の狂宴」(90)では共同監督も務めている。
なお、猟奇殺人を描いたオリジナル版は、アルジェント監督の大ヒット作「サスペリア」(77)のあとに日本で公開。そのため、続編であるかのような邦題がつけられたが、製作時期もこちらが先で内容的にもまったく関連性はない。原題「Profondo Rosso(英題:Deep Red)」を反映させたと思われる「紅い深淵」のサブタイトルは、DVDのリリース時に加えられたもの。ちなみに、「サスペリア」の米版リメイクも進行中で、「スモーキング・ハイ」(08)のデビッド・ゴードン・グリーン監督がメガホンをとることになっている。
ロメロ監督の最新作「サバイバル・オブ・ザ・デッド」は、6月12日より日本公開される。
リメイク版「サスペリア PART2 紅い深淵」は今年後半、カナダでのクランクインを予定。
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