松たか子、撮影中に鼻血を出していたことを「告白」
2010年5月19日 17:45

[映画.com ニュース] 湊かなえのベストセラー小説を映画化した「告白」の完成会見が5月19日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われ、主演の松たか子、岡田将生、木村佳乃、中島哲也監督、原作者の湊が出席した。
同作は、ひとり娘を事故で亡くした中学校教師の森口(松)が、終業式の日に「娘はこのクラスの生徒に殺された」と告白をしたことから、事件にかかわった人物たちの心のやみが次々と明るみになっていく様子を描く。
松は、「この原作を映画化する監督は勇敢な人だと思ったし、その挑戦に参加しないのはおかしいだろうと、後先考えずに直感だけで返事をした」と出演理由を説明。受け持った生徒に復しゅうする教師というダークな役どころも、「自分のイメージがどうなるかとかあまり興味がない。自分がどう思われても構わないという気持ちでやってきたし、個人的にやって良かった」と満足げだ。

一方の中島監督は、「登場人物がしゃべっているだけなので、映像化はチャレンジングだったけど、成功すればお客さんにいままで見たことのないものをお見せできると思った」と映画化に挑んだ心境を告白。3人の俳優に、「イメージダウンにしかならない、コマーシャルの仕事が減るような役をよくやってくれたと思う」と独特の言い回しで感謝した。
一同は、映画の内容にちなんで自身の秘密を告白。松は「出血II」という告白で、「湊さんが第1章を書かれているときに鼻血を出されたそうですが、私も教室のシーンの撮影中に鼻血を出していました(笑)。そんなに大量にではないので、だましだましやっていましたけど」と撮影秘話を明かした。また、木村も「血糊」という告白で、「撮影で使った血糊が監督の特別ブレンドでなかなか落ちなくて、赤鬼のような顔で家に帰った」と話して笑わせた。
「告白」は東宝配給で、6月5日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画