キルステン・ダンスト、J・ケルアック「路上」映画化に出演
2010年5月13日 17:18

[映画.com ニュース] ビートニクを代表する作家ジャック・ケルアックの人気小説「路上(On the Road)」の映画化企画に、新たにキルステン・ダンストとクリステン・スチュワートの出演が決定した。
1957年に発表された「路上」は自らの体験をもとに、主人公のサル・パラダイス(ケルアックがモデル)とディーン・モリアーティ(同じくビート・ジェネレーションを代表する人物ニック・キャサディがモデル)がアメリカ大陸を放浪する姿を描いた小説。ヒッピームーブメントとカウンターカルチャーに大きな影響を与えた作品として知られる。
すでにサル役にサム・ライリー(「コントロール」)、ディーン役にはギャレット・ヘドランド(「トロン:レガシー」)が決定。ダンストの役どころは不明だが、スチュワートはディーンの妻がモデルと言われるメアリー・ルーに扮する。
メガホンをとるのは、チェ・ゲバラを主人公にしたロードムービー「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス監督。なお同作からは、脚本ホセ・リベラ、撮影エリック・ゴーチエ、美術カルロス・コンティ、音楽グスターボ・サンタオラヤらほとんどのスタッフが再集結する。サレス監督が数年前から温めていた企画だが、いよいよ今夏クランクインすることになったようだ。
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