高良健吾&船越英一郎、堀北版「白夜行」に“参戦”
2010年5月9日 06:01
[映画.com ニュース] 俳優の高良健吾と船越英一郎が、堀北真希主演で東野圭吾の人気小説を映画化する「白夜行」(深川栄洋監督)に出演することが決まった。高良が演じるのは、堀北扮する雪穂と幼少期に起きた事件を契機に運命をともにする幼なじみ・桐原亮司役。船越は、亮司の父親である質屋店主が殺害された事件の担当刑事で、成長した雪穂と亮司を見守り続ける笹垣潤三に扮する。
同作は、累計で183万部以上を売り上げた長編ミステリーが原作で、2006年には綾瀬はるか、山田孝之主演でTBSがドラマ化。05年に舞台化されたほか、昨年11月にはハン・ソッキュ、ソン・イェジンらが出演し、韓国で映画化された。
高良は、今年だけで「ソラニン」「ボックス!」「ノルウェイの森」など6本の映画に出演し、話題作が目白押し。今回は、雪穂への愛だけを頼りに犯罪を重ねてしまうという、これまでにない役どころだが「台本を読んだとき、亮司の役柄は正直“キツイ”と思いました。しかし監督と話すうちに、自分が最初に考えていたよりも人間的だし悩み苦しんでいるキャラクターなんだと思いました」とコメントを寄せた。
一方の船越が演じるのは、武田鉄矢がドラマ版で演じた笹垣。映画版独自のキャラクターとして再構築しようと強い意欲をみなぎらせており、「原作の笹垣とは若干違う、テレビドラマとも違う、何ものにもとらわれない映画のなかの笹垣像を演じられればと思っています」と強調。映画の笹垣は最愛の息子を失うという悲劇を背負っているそうで、「執念の捜査ではなく父性愛の捜査であり、なんとか主人公2人を救いたいというわが子へのレクイエムであり、自分の中の大きな穴を埋めていく作業です」とクランクインを待ちわびている様子だ。
また、亮司の母役に戸田恵子、亮司を金もうけのために利用しようとする松浦役に田中哲司、雪穂があこがれる篠塚に姜暢雄らが出演する。
「白夜行」はギャガ配給で、2011年初春に全国で公開。
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