堀北真希、映画版「白夜行」主演で究極の悪女役
2010年4月28日 06:00

[映画.com ニュース] 女優の堀北真希が、東野圭吾の人気小説を映画化する「白夜行」に主演することが分かった。2006年にTBSが綾瀬はるか、山田孝之主演でドラマ化した話題作が、銀幕で“復活”を果たす。
原作は、99年に発売されて以来180万部以上を売り上げた長編ミステリー。05年に舞台化されたほか、09年11月にはハン・ソッキュ、ソン・イェジン、コ・スらが出演し、韓国で映画化されている。
堀北が演じる主人公の唐沢雪穂は、並外れた美ぼうを持つ一方で、幼児期に起こったある殺人事件を引き金に、底辺からのし上がるためならば周囲の人間を不幸に陥れることに一切の躊躇(ちゅうちょ)をしない究極の悪女。堀北にとっては、初めて挑戦する役どころだが「悪女については、とても楽しみにしています。まだ自分も知らない自分を発見できるのではないかと思っています。見た人の胸に突き刺さるような女性になるように演じたいと思います」とコメントを寄せた。
撮影は、このほどクランクイン。原作は70年代の設定だったが、平均視聴率12.3%を記録したドラマ版と同様に、90年代を舞台にするという。同作の石垣裕之エグゼクティブ・プロデューサーは、雪穂の魅力を「貪欲なまでの上昇志向は美ぼうに覆い隠されており、周囲の人々は危険だと分かりながらも引き込まれていきます」と説明。だからこそ、「堀北さんの清純でイノセントなイメージに隠された芯の強さや危うさが、まさに雪穂のイメージそのものだった」とぞっこんの様子だ。
ドラマ版で山田が演じた雪穂を助けるために父親を殺してしまう桐原亮司、武田鉄矢が扮した元刑事で探偵の笹垣潤三といった主要な登場人物のキャストは明かされていない。堀北が構築する新たな雪穂が、どのような物語を紡ぎ出していくのかに注目が集まる。
「白夜行」はギャガ配給で、2011年初春に全国で公開。
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