外科医演じた堤真一を共演者が絶賛 2年ぶり主演作「孤高のメス」
2010年4月26日 19:54
現職医師・大鐘稔彦による売り上げ100万部を突破する同名ベストセラー小説の映画化。1989年、ある地方病院に赴任した外科医の当麻鉄彦(堤)が、患者を救うという信念から当時はまだ法律で認められていなかった脳死肝移植に挑み、腐敗した院内に希望をもたらしていく姿を描く。堤にとっては、「クライマーズ・ハイ」以来2年ぶりの映画主演作だ。
堤らは、実際に手術室に入り執刀医のそばで手術を見学。「オペ室の雰囲気や手術の手順を教わり、医大生が使うキットで血管を結んだりする練習もした」と徹底した役作りで臨んだ。堤は、クールだがうちに熱い思いを秘めた当麻に「似ているところ? まったくありません(笑)」と笑った。それでも、「孤高とは言っていますが、オペはチームワークで行われることがよく分かった。俳優もひとりのようでいて、現場ではチームワークがあるというところで、お医者さんと似ているのかなと思った」と話した。
看護師役の夏川は、そんな堤を「撮影中じゃないときも当麻先生にだぶって見えた」とまぶしそうに見つめた。後輩医師を演じた吉沢も、「堤さんが2倍くらい大きく見えたことがあって、尊敬の念が生まれた」と最敬礼だ。これには堤も、「本当はうっとうしくて2倍に見えただけでしょ?」と大照れだった。
会見後は完成披露試写会も行われ、原作者の大鐘とイメージソング「待ち合わせ」を歌う馬場俊英も舞台挨拶に駆けつけた。大鐘は、「原作は6巻あったのに2時間にまとめられるのか。ダイジェストくらいになるだろうと思ってあまり乗り気ではなく、一時は止めようというところまでいったが、映画を見て参ったなと。原作とは別の角度からアプローチしていて、不覚にも涙が出た」と絶賛した。
「孤高のメス」は東映配給で、6月5日から全国で公開。
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