「鉄男」北米初上映!“爆音”にニューヨーカー驚がく
2010年4月26日 19:08
[映画.com ニュース] 塚本晋也監督の最新作「鉄男 THE BULLET MAN」が4月25日(現地時間)、第9回トライベッカ映画祭で上映。塚本監督と主演のエリック・ボシックが出席するなか、活動休止中の「ナイン・インチ・ネイルズ」が書き下ろした新曲をエンディングテーマとして収録した完全版が初披露された。
ティーンエージャーを中心に、大勢のニューヨーカーが客席を埋め尽くしたイーストビレッジ・シネマ。上映開始とともに“爆音”が響きわたり、その衝撃は予想外だったようで「音がハンパじゃなく攻撃的だった」(10代男性)、「大音響がすごすぎる」(10代女性)など数人のファンが途中退場するほどだった。
上映後のティーチインに参加した塚本監督は、「いよいよ最後になる『鉄男』を作り上げ、そしてナイン・インチ・ネイルズの方は昨年、活動休止のようなニュースがあった矢先の2010年に『鉄男』を媒介に合体できたことは、本当に意味があると感じています。初上映のきょう、このニューヨークから一緒に全世界に飛び出せてうれしいです」と喜んだ。
同作は、塚本監督の代表作「鉄男」誕生から20年を記念し、海外公開を視野に入れ全編英語劇として製作。息子を殺された怒りとともに、全身が鋼鉄の塊に変化していく男を演じたボシックは、「肉体面よりも精神面で想像以上に過酷だった。自分の息子を失うという非常に暗い体験をするので、その思いを表現するために過去の傷を開かねばならなかった」と振り返り、胸を張った。
「鉄男 THE BULLET MAN」はアスミック・エース配給で、5月22日から全国で公開。
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