16歳で結婚した三船美佳、当時は「背伸びをしていた」
2010年4月14日 19:24

[映画.com ニュース] タレントの三船美佳が4月14日、都内で行われた「17歳の肖像」(ロネ・シェルフィグ監督)のトークショー付き試写会に出席し、16歳で結婚を決意した当時の気持ちを「背伸びをしていた。等身大の自分と理想の大人像のギャップに悩んだことも」と振り返った。
1961年の英ロンドン郊外を舞台に、16歳の優等生ジェニーが年の離れた魅力的な男性との出会いを通して、迷い傷つきながら大人への階段を上がっていく姿を描く。主演を務めた新進女優のキャリー・マリガンは、ナショナル・ボード・オブ・レビューや英国インディペンデント映画賞など各映画賞の主演女優賞を多数獲得し、今年の第82回アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされた。
三船は98年、同作のヒロインと同じ16歳のときに、24歳年上の歌手・高橋ジョージと結婚し、世間を驚かせた。年上男性に恋するヒロインに、大いに共感したといい「出会ったころは、(高橋に)子ども扱いされないよう背伸びしていた」。当時は早期離婚もささやかれ、「自分がしっかりした大人にならなきゃと頑張りすぎて、等身大の自分と理想の大人像のギャップに悩みました」と語った。
だからこそ、「今は本当に幸せですね。(相手に対する)確信に満ちあふれちゃうジェニーの気持ちも分かるし、私の場合はその相手がジョージさんで本当に良かった」と語る三船。高橋との結婚を通して、「年が離れているから、お互い未知の部分を補い合える。一緒に生きることで、人生2倍3倍楽しんだ感じ」とニッコリ。そして、「出会いが私を変えてくれたし、特に責任感を教えてくれた。経験なくして今の自分はない」と断言していた。
「17歳の肖像」はソニー・ピクチャーズ配給で、4月17日から全国で公開。
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