綾戸智恵「挫折もいい刺激」 元気な姿で完全復活
2010年4月13日 15:21

[映画.com ニュース] ジャズシンガーの綾戸智恵が4月13日、東京・シネマート六本木で行われた映画「オーケストラ!」(ラデュ・ミヘイレアニュ監督)の試写会でトークショーを行った。
綾戸は3月、体調不良から処方された精神安定剤を飲みすぎて入院。公演をキャンセルする事態もあったが、「入院中、自分がワイドショーでニュースになっていてビックリした。このように私の健康を心配していただけるほど素敵な仕事をさせていただいているとあらためて思い、これからはきちんとコントロールしていきたい。また不死鳥のごとく戻ってまいりました」と笑顔で復調を宣言した。映画にちなんだ指揮者風の燕尾服姿にもご機嫌で、今月21日に発売するニューアルバムや6月に開催するコンサートについてちゃっかり告知。元気な姿で観客を沸かせた。
同作は、かつてはロシア・ボリショイオーケストラでタクトを振った天才指揮者で、いまは冴えない清掃員として暮らす中年男が、ふとしたきっかけで以前の仲間と再びオーケストラを結成し、コンサートに出演するため奮闘する姿を描くもの。綾戸は、落ちぶれた境遇から復活をかけて奔走する主人公に自らの人生を重ね「私も挫折だらけでんな。挫折を感じなければ次の日にはいかれない。挫折というのもいい刺激で、人生に必ずくるもの。それをバネにしなきゃ」と熱弁。中学生のころ、手が小さいために弾くことができなかったクラシックの名曲をアレンジして弾き、先生に怒られたエピソードも明かし、「だったら(自分でアレンジできる)ジャズにいったろと思った。あかんと言われてもあきらめず、いつも抜け道を探してた」。そして、「私も40歳でデビューして遅いと言われたけど、心のスタートはいつでもいい。いこうと思ったときがいきどきや」と熱く語った。
「オーケストラ!」はギャガ配給で4月17日公開。
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