キーラ・ナイトレイとリチャード・ギア、「イカとクジラ」監督新作で共演
2010年3月26日 11:28

[映画.com ニュース] クレア・メスードのベストセラー小説「ニューヨーク・チルドレン(原題:The Emperor's Children)」の映画化作品に、キーラ・ナイトレイ、エリック・バナ、リチャード・ギアの3人が出演することが分かった。
メガホンをとるのは、監督・脚本を手がけた「イカとクジラ」(05)でアカデミー脚本賞にノミネートされたノア・バームバック。ウェス・アンダーソン監督の「ライフ・アクアティック」「The Fantastic Mr. Fox」の脚本家としても知られる。本作は、もともとバームバックの脚本をもとに「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督がメガホンをとる予定だったが、ハワード監督は今回プロデューサーに回ることになったという。
原作「ニューヨーク・チルドレン」の主人公は、名門ブラウン大学の同級生で、卒業後はニューヨークで暮らす30歳前の男2人(うち1人はゲイ)と女1人の仲間。ナイトレイは、著名ジャーナリストの娘で小説家志望の美女マリーナを演じるものと見られる。映画のタイプとしてはバームバック監督お得意のドラメディになるようで、シリアスな作品やコスチューム劇への出演が続いているナイトレイの新しい一面が見られそうだ。
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