誰もやりたがらない「猿の惑星」前章の監督がついに決定か
2010年3月15日 11:41

[映画.com ニュース] 20世紀フォックスが数年前から企画している「猿の惑星」(68)のプリクエル(前章)の監督がようやく決まりそうだ。米Deadline Hollywoodによると、監督と脚本を手がけた08年のスリラー「The Escapist」(ブライアン・コックス主演)が高く評価された英国の新鋭ルパート・ワイヤットが、まもなく契約にサインするのではないかという。
傑作SF「猿の惑星」シリーズには、68年から73年にかけて製作されたオリジナルシリーズの5作品と、ティム・バートン監督によるリメイク「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(01)がある。そして、「シーザー」と題されたこのプリクエル企画では、第1作の前日談、つまり猿たちがなぜ人間を支配するようになったかが描かれることが分かっている。
しかしこのプリクエルは、監督たちにことごとくフラれてきたいわくつきの企画でもあるのだ。今年2月にニューヨーク・マガジン電子版が報じたところによれば、これまでに同作の話をオファーされた監督にはキャスリン・ビグロー、ロバート・ロドリゲス、トマス・アルフレッドソン、ヒューズ兄弟、ピエール・モレル、ジェームズ・マクティーグらがいるが、いずれも断ったという。
また脚本家にしても、当初は「マイノリティ・リポート」のスコット・フランクが脚本と監督を手がけることになっていたが、今年初めに降板。スタジオ側が、フランクの脚本がダークで金がかかりすぎると判断したのが理由だという。その後ジェイミー・モス(「フェイクシティ/ある男のルール」)がリライターに起用されたようだが、最新の記事ではリック・ジャッファ(「レリック」)とアマンダ・シルバー(「ゆりかごを揺らす手」)が脚本を手がけると報じられている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






実録犯罪系ポッドキャストから着想を得て製作「華麗なるマードー家」10月15日から配信 不穏な予告編も
2025年9月19日 17:00
映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント