レリック

解説

 シカゴの博物館内で職員が惨殺される事件が起こる。ダガスタ警部補の捜査が進められる一方、進化生物学者のマーゴは事件と同じ日に南米から届いた荷物の中身に気を留める。それは葉に付着した胞子だったが、やがてその恐るべき力が明らかに。胞子はとり込んだ生物を変貌・凶暴化させる寄生生命体だったのだ。博物館に潜む怪物は次々と人間を餌食にしていく……。未知の生命体が生んだ怪物の恐怖を描くサスペンス・ホラー。

1997年製作/110分/アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・ニュージーランド合作
原題:The Relic

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映画レビュー

3.5個人的には好み

2022年3月17日
Androidアプリから投稿

モンスター・パニック作品が乗りに乗っていた1990年代。今思うと不思議な映画が沢山あったりする。本作もそんな迷作の一つだろうか。中々本作の存在を知っている人も少ないが、個人的には好みのB級映画だ。博物館宛に到着した荷物をきっかけとして怪物が現れるのだが、デザインは「グエムル-漢江の怪物-」のそれと似た、突然変異の産物のような怪物である。スプラッタやお色気に頼ることは無く、ど直球で勝負してきた点も好感触だ。怪物もそれなりに怖く、トイレのシーンや地下で人々を襲うシーンはかなり恐怖した。

特に捻りの効いた物語では無いが、怪物の誕生はこの年代に良くテーマに上がった、「DNAのクローン」等の科学的な物である。ちょうどこの年代に「羊のドリー」が誕生した事もあり、複数の作品で遺伝子操作等による恐怖が描かれたものだ。日々進歩する科学技術への警鐘の意味が込められているのだろう。だが、怪物そのものの描き方や、対峙の仕方にそれらの要素が絡んでこないのは勿体ない。せっかく博物館が舞台となっているため、新しきを倒すには古きの力が必要となり、博物館に眠る資料からそれを見出すとかいう冒険心に富んだ作品ではない。

オススメ出来るほど自信は無いが、個人的にはこの年代だと「グリード」や「アナコンダ」と並ぶ名作なのである。

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Mina

2.0甘い匂いに誘われたカブトムシ

2021年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 脳を抜き取られ、脳下垂体だけがなくなっている死体。博物館の標本作りに甲虫を利用するという話はどうなんだろ・・・本当なのかな。その甲虫が不明のDNAと混ざり合って・・・画期的なホラー設定であることには違いない。カブトムシみたいなヤツが人間を食うってのは『ハムナプトラ』にあったなぁ~などと考えてしまう。しかし、これはカブトムシとトカゲが合体してしまったという感じ・・・まるで日本の特撮怪獣ですな。むしろ小さいままの怪獣のほうが怖いんじゃないでしょうか。

 ペネロープ・アン・ミラーは魅力的な博士。リンダ・ハントが博物館に居ると『Mr.インクレディブル』のデザイナーだった女性に見えてくる。そっくりですよ彼女は。

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kossy

1.0怪物がダサい!

2021年4月1日
PCから投稿

防火扉?が下りてくるときにスライディングで木の椅子を迫真の意気で挟むのですがなんの意味も無かったのに笑いました

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aaaaaaaa

0.5DVD普及し始めて

2019年4月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

より綺麗な映像を家庭で観られるようになった過渡期にタイミング良かったから観た作品。
だが、内容はお粗末で記憶に残らないB級であった。
あらすじを読んで面白そうに思っても、期待以上の内容はないです。
回れ右をお薦めします。

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うにたん♪(人手不足の業種はつらい)
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