キャメロン監督、オスカー作品賞は「アバター」に、監督賞は元妻にとの意向
2010年2月19日 11:29

[映画.com ニュース] 第82回アカデミー賞で最多9部門にノミネートされている「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が、作品賞は欲しいが監督賞は元妻キャスリン・ビグローにいくのが理想的な結末だと語った。ビグロー監督の「ハート・ロッカー」は、作品賞と監督賞含め同じく9部門にノミネートされている。
米Deadline Hollywoodによると、キャメロン監督は、米ジャーナリストのチャーリー・ローズとのインタビューで、「『アバター』が作品賞、ビグローが監督賞というのが、自分が夢に描く結果だ」と断言。そして、「自分のスタッフがどれだけ頑張ったか知っているし、作品賞の栄誉が授与されたら彼らもどれほど誇らしいことか。だが、私個人としてはすでにいくつか取っているからね。この仕事をする人間にとっては頂点であり、アカデミー賞の権威は尊重しているが、別に(監督賞を)2つは要らないよ」と話した。
さらに、ローズが重ねて「それはつまり、アカデミー会員に対して、作品賞は『アバター』に、しかし監督賞はキャスリン・ビグローに投票してくれということでしょうか」と畳みかけると、「そうは言わないが、そういうことになれば私はとてもハッピーだということだ」と答えた。
アカデミー会員による投票の締切りは3月2日。この発言がどう影響するか、3月7日の授賞式を待ちたい。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート