末期ガンのデニス・ホッパーが、家族や友人とレストランへ
2010年2月4日 11:30
[映画.com ニュース] 前立腺ガンで闘病中の米俳優デニス・ホッパー(73)が1月28日、家族や友人とカリフォルニア州ベニスのレストランを訪れた姿が報じられた。
英デイリー・メール紙によれば、ホッパーはパパラッチに向かって笑顔を見せたものの、顔色は蒼白く、頬がこけて、ずい分痩せた様子で、友人に腕を支えられてゆっくりと歩きながら店内に入っていったという。
ガンが骨まで転移し、余命わずかと伝えられているホッパーは先月、13年連れ添った妻ビクトリアと離婚を申請した。末期ガンの状態で離婚に踏み切った背景には、もともと夫婦関係が上手くいっていなかったビクトリアに遺産を渡さないよう、ホッパー側が計らったのではないかとの噂もある。ホッパーとビクトリアの間には6歳の娘ガレンがいる。
ホッパーは、アカデミー作品賞を受賞したポール・ハギス監督作「クラッシュ」のTVシリーズ版に主演しており、同シリーズは昨年末、米ケーブルテレビStarzでシーズン2の放映が終了したところだ。ホッパーの映画代表作には、「理由なき反抗」「イージー・ライダー」「地獄の黙示録」「スピード」などがある。