北川景子、藤沢周平の墓前に「花のあと」完成を報告
2010年1月26日 20:02

[映画.com ニュース] 藤沢周平の人気時代小説を映画化した「花のあと」の完成披露試写会が1月26日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の北川景子、甲本雅裕、宮尾俊太郎、國村隼、中西健二監督が出席した。
北川は、この日が藤沢の命日ということもあり、午前中にひとりで墓前へ報告に行ってきたそうで「先生の作品に出演させていただいたお礼と、完成した作品を見ていただくご報告ができてうれしかったです」。そして、撮影が行われた藤沢の故郷・山形から届けられた早咲き桜を見つめながら「今まで仕事をして来たなかで、一番身震いする日になりました」と感慨に浸った。
北川扮する以登の父親を演じた國村は、“まな娘”について「ふだんは本当にまっすぐで気取りがない。この人なら以登をしっかり演じられるだろうと思った」と絶賛。これには北川も、「幼いころからテレビで拝見していた大御所なのに、温かく接してくれました」と照れ笑い。さらに、「藤沢先生に見せても恥ずかしくない作品ができたと思います」と熱く訴えていた。
メガホンをとった中西監督は、同作が監督2作目。時代劇は初めてとあって、「全てが勉強だった。人としていかに生きるべきかをウソなく描くには、奇をてらわず登場人物を見つめることが大事だと思った」と語った。
同作は、藤沢が出身の庄内地方をモデルに創作した、海坂藩が舞台の短編作品集「海坂藩大全」からの映画化で、「山桜」に続く第2弾。家父長制度のしきたりのなかで、自らの運命を受け入れながらも、胸に秘めた思いを精一杯遂げようとする女性の姿を描く。
「花のあと」は東映配給で、3月13日から全国で公開。
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