吉永小百合「おとうと」ヒット祈願で浅草寺へ 観光客1500人仰天
2010年1月24日 16:55
吉永と鶴瓶が、同寺で映画関連のイベントを行うのは初めて。3人が宝蔵門前に登場すると、観光客を含む約1500人のファンは大歓声。着物姿の吉永は丁寧に頭を下げ、スーツ姿の鶴瓶は笑顔で応じた。その後、3人は本堂へ移動し、神妙な面持ちでヒット祈願の法要に臨んだ。
法要を終えた3人は、ファン300人が待つステージイベントを敢行し、抽選で当たった30人に直接、甘酒と“鶴瓶アメ”を手渡した。ファンとともに甘酒で乾杯した吉永は、「土曜日からいよいよ公開です。今日はかわいい弟も一緒です」と話すと、懐から鶴瓶の顔のお面を取り出すなど大サービス。鶴瓶は、「どこから持ってきましたのや! こんなことばっかりしてはるんですわ」とツッコミを入れるなど息もぴったりで、その姿は“姉弟”そのものだ。

また、同作が第60回ベルリン国際映画祭(2月11~21日)の特別招待作品として、クロージング作品に選出されたことをファンに報告。同映画祭への参加が7度目になる山田監督は、「日本映画じゃ初めてらしいですね。東京の映画祭でもなかなか選んでもらえないのに、ベルリンが選んでくれてうれしかった」と喜んだ。吉永も、「監督と『母べえ』でベルリンにご一緒させていただいたとき、とっても素敵な拍手をもらいました。仕事が入っていましたが、何とか整理してベルリンへ行きたいと思う」と話すと、ファンから拍手喝さい。鹿児島での落語会に出席するため渡独を断念した鶴瓶に対しても、「泳いできてください」とリクエストし、笑いを誘っていた。
同作は、山田監督にとっては「十五才・学校IV」以来10年ぶりの現代劇。故市川崑監督が60年に発表した同名作にオマージュを捧げたもので、東京で真っ当に生きてきた姉と大阪で問題ばかり起こしてきた弟の再会と別れを通して、家族とは何かに迫る。
「おとうと」は松竹配給で、1月30日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
