中山美穂「おかえり」コールに満面の笑み
2010年1月23日 13:11

[映画.com ニュース] 中山美穂の12年ぶりとなる主演作「サヨナライツカ」が1月23日、全国180スクリーンで公開された。中山をはじめ共演の西島秀俊、石田ゆり子は、東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
「私の頭の中の消しゴム」で知られるイ・ジェハン監督の最新作で、4月の韓国公開が決まっているなか、この日が世界最速公開。中山が姿を現すと、満場の客席からは盛大な拍手と「おかえり」コール。これにはビックリした表情を浮かべたが、満面の笑みで頭を下げた。そして、「昨夜は眠れませんでした。いち早く日本の皆さんに見てもらえて本当にうれしいです」と感無量の面持ちだ。
同作は、決して結ばれることのない男女の25年にわたる愛を描いた壮大な恋愛叙事詩。タイ・バンコクでの撮影が中心となり、多国籍スタッフが入り乱れる現場を振り返った西島は「本当に長かった。タイ語を一生懸命に覚えて行ったのに、監督から全然違うセリフを渡されて3日後までに覚えろって……本当にひどい人ですよ」とぼやき、場内の笑いを誘った。さらに、自分の気持ちに正直に生きる沓子(中山)と強い意志で愛を誓う光子との間で揺れ動く役どころについて、「色々な人にひどい男だって言われます。でも、沓子と初めて結ばれるシーン……あんな風にされたらしょうがないんじゃないですかね」と本音を吐露した。

中山は、舞台挨拶中も「感動した!」「きれいだった!」とファンから声援をおくられ、「頑張りました!」とニッコリ。そして、「『サヨナライツカ』って、私は始まりを意味するニュアンスが強いと思います。人生の中にたくさんサヨナラがあるのと同じくらい、出会いもあるはずだから。世界中でこの作品について、愛について、人生について語られることを願いたい」と訴えていた。
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