「午前十時の映画祭」上映50作品決定 一般最多投票は「ショーシャンクの空に」
2009年11月30日 16:59

[映画.com ニュース] 映画文化協会が主催する「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の上映作品決定発表会が11月30日、東京・丸の内の東京會舘で行われ、同映画祭実行委員会の中川敬プロデューサー、作品選定委員の品田雄吉、おすぎ、襟川クロ、東宝の高井英幸社長が出席した。
映画の黄金時代といわれる1950~70年代を中心にした洋画の傑作50本を厳選。全国25劇場で1年間連続上映する企画で、2010年2月6日から11年1月21日までの50週間にわたり、全作品ニュープリントでの上映が実現する。
上映作品は、「明日に向って撃て!」(70)、「裏窓」(55)、「スティング」(74)、「天井桟敷の人々」(52)、「大脱走」(63)、「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)など。50作品のうちカラー39作品、モノクロ11作品。年代別では、50年代が14作品と最多で、以下、60年代の13作品、80年代の11作品、70年代の8作品、90年代の3作品、40年代の1作品と続く。

一般投票は9月30日から3週間にわたって行われ、4216人から応募があった。男女別及び49歳までの年代別で1位を独占したのは「ショーシャンクの空に」(95)。50歳以上の年代からの投票では「フォロー・ミー」(73)が首位で、「ショーシャンクの空に」は同率5位だった。「フォロー・ミー」はこれまで、日本では一度もビデオ化・DVD化されておらず、今回、劇場で上映されるのは極めて貴重。
中川プロデューサーは、「一般投票からは565作品がリストアップされた。この映画祭最大の問題は、選定作品がニュープリントで調達できるかだったが、何とかクリアできた」と安堵の表情。高井社長は、「映画館で見ることは原体験で、DVDで見ることは追体験だと思う。大きなスクリーンならではの迫力をこの機会に知ってもらえたら」と訴えた。
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