元「王様のブランチ」新妻聖子、「アンダンテ/稲の旋律」で映画初主演
2009年10月6日 16:55

[映画.com ニュース] TBS系列の情報番組「王様のブランチ」に出演していた新妻聖子が、金田敬監督の新作「アンダンテ/稲の旋律」で映画初主演することが分かった。
新妻は、「王様のブランチ」に02年から約1年半出演。その後、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役に抜擢され、「ミス・サイゴン」でもキム役として出演するなど、ミュージカル女優としてキャリアを磨いてきた。また、NHK連続ドラマ小説「純情きらり」では、挿入歌「夢の翼」を提供し、CDデビューも果たしている。
映画初出演にして主演に起用された新妻が演じるのは、音楽教師になる夢に挫折し対人恐怖症になってしまう女性という役どころ。「アンダンテ」というタイトルが、「ゆっくりと。歩く速度で」という意味の音楽用語であるように、劇中では引きこもりの生活から暗中模索し、農業体験を通して自らの進むべき道をゆっくりと見出していく主人公・千華の姿を描く。
旭爪あかねの「稲の旋律」が原作。「青いうた のど自慢青春編」(03)、「愛の言霊」(07)などで知られる金田監督は、「どこかに向かうなら、無駄を省いて最短距離を選びたいというのが美徳とされている昨今、この原作は無駄なことや不器用に立ち止まった人間を、稲穂が風にそよぐように静かに応援しているようだ」と話す。原作者の思いを体現するそのほかのキャストは、筧利夫、秋本奈緒美、村野武範、松方弘樹、中条きよしら。撮影は9月24日にクランクアップし、現在は編集作業中。公開は2010年を予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)