工藤夕貴、20年ぶりのジャームッシュ作品に「手が震えた」
2009年9月22日 12:00

[映画.com ニュース] ジム・ジャームッシュ監督の4年ぶりとなる最新作「リミッツ・オブ・コントロール」が9月19日、全国で公開。東京・渋谷のシネマライズでは、唯一の日本人キャストの工藤夕貴が舞台挨拶を行った。
スペインでオールロケを敢行したスタイリッシュなアクション活劇。「自分こそが偉大だと思う男を墓場に送れ」という任務を命じられた男(イザック・ド・バンコレ)の前に、次々と仲間を名乗るミステリアスな人物が現れる。ティルダ・スウィントン、ガエル・ガルシア・ベルナル、ビル・マーレイら豪華キャストが顔をそろえ、工藤は分子(モレキュール)のコードネームを持つナゾの女をクールに演じた。
工藤がジャームッシュ作品に出演するのは、永瀬正敏と共演した「ミステリー・トレイン」(89)以来20年ぶり。その間、ハリウッドに進出し、今回は英語のセリフを難なくこなして見せたが「あまりに膨大な(セリフ)量で、覚えるのはもちろん口を回すのさえ大変なくらいだった」と吐露した。
何よりも、ジャームッシュ監督相手に完璧な英語で演じることのプレッシャーは相当なものだったそうで、「グラスに水を注ぐシーンでは思わず手が震えちゃって。私、プレッシャーに弱いんだなって(笑)」と苦笑い。そして、「今回の方が緊張しました。『ミステリー・トレイン』のときは日本語だったし、若かったからナメてかかっていた部分もありました」と振り返った。20年ぶりに仕事をしたジャームッシュ監督の印象については、「円熟味が増してきているし、今回の作品は今までとまた違う感覚に向かっていると思う。かなり普通ではない作品ですが、見れば感性が研ぎ澄まされるはず」とアピールした。
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