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浅野忠信、「ヴィヨンの妻」の夫婦のあり方が「生きていくヒント」に

2009年9月17日 12:00

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夫婦の危機を乗り越えるヒントがある?
夫婦の危機を乗り越えるヒントがある?

[映画.com ニュース] 太宰治の小説を映画化し、9月8日に第33回カナダ・モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した根岸吉太郎監督作「ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ」(10月10日公開)の完成披露試写会が、16日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、根岸監督と主演の松たか子浅野忠信が登壇した。

舞台上には青森県出身の太宰にちなんだ「太宰治ねぶた」やモントリオールのトロフィーも飾られ、受賞の感想をあらためて求められた根岸監督は、「(トロフィーが)すごく重たいですよ。授賞式のときはだんだん腕が下がってきまして、いい運動になりました」とユーモアを交えて語った。現地では松が演じるヒロイン、佐知に対する共感の声が多かったそうだが、松は「私は監督と浅野さんに引っ張られていただけですが、自分がやったことに対して何か感じていただけたならうれしい」と、役柄同様の謙虚なコメントで喜びを述べた。

「ヴィヨンの妻」は、浅野演じる放蕩の限りを尽くす作家・大谷と、そんな彼を支え続ける妻・佐知の姿を描く物語。「夫婦愛」がテーマの本作に対し、今年、プライベートで離婚を経験したばかりの浅野は、「とても激しい関係でしんどいときもあったと思うが、それを乗り越えていく2人が姿は、自分として生きていくヒントになった」と真摯な面持ちで語り、松は「夫婦というのは、血のつながらない一番近い人間関係として面白い。(大谷と佐知は)とても自由でいいのでは。(誰かと)比べたり、常識で線引きすることもできない」と、劇中の夫婦を理解。根岸監督は「2人は一見するとまるっきり性格が違うが、『似たもの夫婦』という言葉があるように、どこか芯のところで何か似通ったものがある。それが何かということを、皆さんに見つけてほしい」と観客に語りかけた。


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