北野武ら世界の映画人がジャンプ!写真展「ONE JUMP!」東京・銀座で開催
2009年9月15日 12:00

[映画.com ニュース] マグナム・フォト所属の写真家アレックス・マヨーリがカンヌ国際映画祭を訪れた映画人たちを撮り下ろした写真展「ONE JUMP!」が、東京・銀座にあるリコー運営のフォトギャラリー「RING CUBE」で開催されている。
「ONE JUMP!」は、07年にカンヌ映画祭とマグナム・フォト(1947年にロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソンらが創設)がともに60周年を迎えたことを受けて企画され、06年、07年のカンヌ映画祭に参加した映画監督や俳優がジャンプした瞬間をマヨーリが写真に収めた。ジャンプを題材に選んだのは、マグナム・フォトの故フィリップ・ハルスマンが、「ジャンプする瞬間、人はジャンプに集中するので、その人を覆っている仮面が剥がれ落ちる」というコンセプトで手がけた、各界著名人のジャンプする瞬間を撮った作品集「Jump」へのオマージュ。およそ280~300人の映画人が撮影され、その中から北野武、キアヌ・リーブス、ブルース・ウィリス、ケイト・ブランシェット、ビム・ベンダース、ウォン・カーウァイら、日本でもなじみの深い55人の俳優、監督の写真が展示されている。
9月14日、同展開催を記念して来日したマヨーリは、会見で「俳優たちは、普段いかに本当の自分を出していないかということを垣間見ることができて良かったと思う。跳んでいる瞬間の彼らはセレブではなく、とても自然に見えた」と撮影時を振り返り、「監督たちのほうが、自主的にジャンプしてくれる人が多かった。俳優や女優は、ジャンプしていても自分たちを作ろうとするけど、監督たちはとても自由に跳んでくれる。北野武監督もその1人で、とても自由な魂を持った方だと思う」と話した。
ちなみに、マヨーリ自身が特に印象的だったのは、「レッドカーペットに向かう前に私のところに来てくれた、とても穏やかで紳士的だったシドニー・ポラックと、スーツケースを持ったまま、わざわざ撮影しに空港から引き返してくれたビム・ベンダース」とのこと。
「ONE JUMP!」は10月4日まで開催中。入場無料。開館時間は11~20時(最終日は17時まで)で、火曜日休館。
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