実写版「AKIRA」は生きていた!「アイアンマン」の脚本家コンビ起用
2009年9月9日 12:00
[映画.com ニュース] 今年6月に製作中断が報じられた、ワーナー・ブラザースとレオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイによる大友克洋のコミック「AKIRA/アキラ」の実写映画化プロジェクトだが、どうやら完全に消滅したわけではなかったようだ。
米映画サイトColliderによると、「アイアンマン」「トゥモロー・ワールド」の脚本家コンビ、マーク・ファーガスとホーク・オストビーが実写版「AKIRA」の脚本に着手しており、うまくいけば2010年に撮影、2011年に公開される可能性もあるという。
当初、「AKIRA」の実写映画化は、「スター・トレック/ヴォイジャー」の脚本家でもある、ゲームデザイナーのゲイリー・ウィッタの脚本をもとに2部作として製作される予定だったが、監督に抜擢されたアイルランド出身のルアイリ・ロビンソンが急遽降板し、ワーナーが企画を見送ったと報じられていた。
ファーガス&オストビー版の脚本の詳細は明らかにされていないが、ウィッタ版同様、終末戦争後の近未来のニュー・マンハッタン(原作の舞台は、核戦争後の2019年の人工都市ネオ東京)を舞台にしたストーリーであることは間違いないようだ。