浅野忠信「答えが出た」、松たか子「やったね」。根岸監督へ祝福の声
2009年9月8日 12:00

[映画.com ニュース] 第33回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に出品された「ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ」で、最優秀監督賞を受賞した根岸吉太郎監督に、主演の浅野忠信と松たか子が祝福のコメントを寄せた。
根岸監督と現地入りし、同部門上映後にはともに舞台挨拶に立った浅野は「この映画の撮影中に監督と一緒に過ごした時間は、ウソのない時間だった。そういう時間もすべてひっくるめて演出していただいたことで、自分でも完璧と思える芝居を引き出してもらえた」と述懐。さらに、「監督には『おめでとうございます』だけじゃ言い尽くせない。自分のことのようにうれしいので、ありがとうございました、という気持ちです」と手放しで喜んだ。
一方の松も、「監督、おめでとうございます。本当にこだわって、徹底して、『ヴィヨンの妻』の世界を、太宰の世界を突き詰めていった監督の努力の結果で、すばらしい栄誉だと思います」と最敬礼だ。吉報は浅野からのメールで知ったそうで、「分かち合いたいという気持ちが一番ですが、(浅野と)一緒に初めて向き合ってやった作品がこんなプレゼントをもらえて、すごくうれしいし『やったね』という感じです」と締めくくった。
「ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ」は、10月10日から全国公開。
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