ソダーバーグ監督次回作に、美人格闘家ジーナ・カラーノが主演
2009年9月7日 12:00
[映画.com ニュース] スティーブン・ソダーバーグ監督の次回作となるスパイスリラーに、女子総合格闘家のジーナ・カラーノが主演することが明らかになった。
米バラエティ誌が報じたもので、タイトルはずばり「ノックアウト(原題)」。貧困層の出身で、悪事に手を染めるようになったヒロイン(カラーノ)が、その能力を生かす新たなチャンスを与えられるという、リュック・ベッソン監督作「ニキータ」を彷彿とさせるストーリー。ソダーバーグ監督自身は「007」シリーズに近いものとして本作を捉えているようで、撮影もアイルランド、トルコ、アメリカを含む各地で行う予定だという。
27歳のカラーノは、ムエタイを基礎にした技を持つ米テキサス州出身の総合格闘家で、その実力もさることながら、キュートな美貌と抜群のプロポーションが評判の人気選手。過去に、ドキュメンタリー映画「リング・ガールズ」(05)やNBCの人気番組「アメリカン・グラディエーター」に登場したほか、2、3の映画に端役で出演した経験はあるが、主演は本作が初めてとなる。
レラティビティ・メディアの製作で、脚本は「KAFKA/迷宮の悪夢」「イギリスから来た男」でもソダーバーグ監督と組んだレム・ドブス。来年1月のクランクインを予定している。