スパイク・ジョーンズ監督の回顧展、MoMAにて10月開催
2009年9月1日 12:00

[映画.com ニュース] モーリス・センダックの世界的ベストセラーの絵本を原作としたファンタジー映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」(2010年1月日本公開)の公開を控える映画監督・脚本家・プロデューサーのスパイク・ジョーンズの映画やミュージックビデオを上映する、珍妙なタイトルの回顧展「Spike Jonze: The First 80 Years(スパイク・ジョーンズ/最初の80年間)」が、同作の全米公開日10月16日をまたぐ10月8日~18日に米ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて開催されることになった。
ちなみに、ジョーンズは1969年10月22日生まれで、まだ80歳には程遠い。上映される作品は、監督作品としてアカデミー監督賞ノミネートの「マルコヴィッチの穴」(99)や「アダプテーション」(02)、製作総指揮作品として「ジャッカス・ザ・ムービー」(02)やドキュメンタリー「ヘビーメタル・イン・バグダッド」(07)など。音楽ビデオ賞を受賞したビョーク、ファットボーイ・スリム、ウィーザー、ビースティ・ボーイズらの名作クリップや、名作コマーシャルビデオも上映される。
詳しいスケジュールはMoMA公式サイトに掲載されているが、オープニングイベントでは「かいじゅうたちのいるところ」の原作者センダックを招いた「Cahoots: Maurice Sendak and Spike Jonze」(イベントタイトルは“共謀”の意)を開催。ジョーンズ監督による初公開の短編映画も上映される。
また、「かいじゅうたちのいるところ」を製作中に、共同脚本家デイブ・エガーズと大きな影響を受けたというキャロル・バラード監督のニュープリント版「ワイルド・ブラック/少年の黒い馬」(79)も特別上映される。
今回の上映会はMoMA恒例のフィルムメーカーにフォーカスするシリーズ。同美術館では今年11月に、ティム・バートン監督のアート展が企画されている。
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