庵野秀明&樋口真嗣監督が「ギャラクティカ」スピンオフにダメ出し!?
2009年8月28日 12:00

[映画.com ニュース] 海外TVシリーズ「GALACTICA/ギャラクティカ」のスピンオフ作品「GALACTICA:RAZOR/ペガサスの黙示録」のDVD発売を記念し、8月27日に東京・新宿バルト9で「GALACTICAサーガ補完計画」と題したイベントが開催された。当日は「ペガサスの黙示録」がDLP上映されたほか、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」が大ヒット中の庵野秀明監督と、「ギャラクティカ」ファンを公言する「隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS」の樋口真嗣監督がトークショーを行った。
「GALACTICA:RAZOR/ペガサスの黙示録」はシーズン2中盤の連作で傑作の呼び声も高い「ペガサス三部作」にまつわる過去と後日談を描いたスピンオフ作品。「壮大な軍艦の映像美に注目ですね」とマニアらしい視点で魅力を語る庵野監督は、ギャラクティカのアダマ艦長(エドワード・ジェームズ・オルモス)がお気に入りだそうで、「やっぱり、船といえば艦長ですよ。男にしか分からない感覚だと思いますが」とコメント。
一方、今年1月にブーマー役の女優グレイス・パークが来日した際、サインをもらったと喜ぶ樋口監督は、今回のスピンオフ作品に新たな東洋人のキャラクターが登場することに触れ、「デレがなくてツンだけみたいな美女。もうドストライクですよ!」と興奮気味に語り、女性司会者から「樋口監督ってMなんですか?」とつっこまれていた。
上映後、改めてトークに臨んだ2人は、ある重要なキャラクターの過去を描いた点について庵野監督が「いらないと思う」と容赦なくダメ出しすると、樋口監督も「40年前を描いているのに、ギャラクティカの形が同じ!」と厳しく指摘。その舌好調ぶりから両監督の「ギャラクティカ」に対する愛情が伝わるトークショーとなった。
DVD「GALACTICA:RAZOR/ペガサスの黙示録」は9月25日リリース。
 PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ