ビートルズをつくった男、ブライアン・エプスタインの生涯が映画化
2009年8月28日 12:00
[映画.com ニュース] ビートルズを発掘し、世に送り出した男として知られるバンドの初代マネージャー、ブライアン・エプスタインの生涯が映画化されることになった。
米バラエティ誌が報じたもので、新鋭トニー・ギッテルソンが執筆した脚本「A Life in the Day」の映画化権を、プロデューサーのデビッド・パーマット(「フェイス/オフ」「隣人」)が取得したとのこと。パーマットは現在ほかにも、自動車開発者で実業家のジョン・デロリアンや、コメディアンのサム・キニソンに関する伝記映画を準備中だという。
エプスタインは、父親がリバプールで経営する電気店の従業員としてレコードを売っていた頃、クラブ「キャバーン・クラブ」で演奏していたデビュー前のビートルズと出会う。その後、レコード各社への売り込みに奔走し、EMIのジョージ・マーティンとの契約を取り付け、62年からバンドのマネージャーとして活躍するが、67年、薬の過剰摂取により32歳で死亡。事故死と断定されたが、自殺だったのではないかという説も根強くある。
今年はまさにビートルズ・イヤーの様相を呈している。9月9日に全アルバムのリマスター盤が全世界で同時リリースされるほか、人気ビデオゲーム「ロックバンド」ビートルズ版の発売、また映画企画としては、ジョン・レノンの伝記映画「Nowhere Boy」もイギリスでクリスマス公開を予定、さらに先頃、ディズニーとロバート・ゼメキス監督が「イエロー・サブマリン」をリメイクすることが発表された。
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