奇才テリー・ギリアム監督が、ピクサー入りの願望を告白
2009年8月27日 12:00
[映画.com ニュース] 故ヒース・レジャーの撮影中に亡くなったため完成が危ぶまれた新作ファンタジー「The Imaginarium of Doctor Parnassus」は欧米日でなんとか公開が決定。奇才テリー・ギリアム監督が、BFI(英国映画協会)主催の同監督回顧特別イベントに出席し、題名は明かさなかったが、フィリップ・K・ディックのSF小説の翻案プロジェクト構想を明らかにし、ピクサー・アニメーション・スタジオで映画を製作する願望を口にした。
8月21日、ロンドンでのイベントで、アニメ映画の現在の話題になったギリアム監督は、ピクサー・アニメの素晴らしさについて触れ、ピクサーには「真にクリエイティブな人々が集まっている」と述べ、同スタジオで映画を製作したいとの願望を漏らした。昨年の「ウォーリー」プレミアの際、アンドリュー・スタントン監督と会った同監督はその願望を告げたところ、スタントン監督は「扉を開けて待っている」と答えてくれたそうだ。
独創的なイマジーネーションが持ち味のギリアム監督が、もしもピクサーに入ったらどんなアニメを作るか楽しみでならない。実現するか否かは抜きにして、奇想天外な組み合わせではある。
「ウォーリー」
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