清水崇監督が「13日の金曜日」の監督オファーの事実を認める
2009年8月24日 12:00

[映画.com ニュース] 世界中で大ヒットした79年のホラー映画の金字塔を、「トランスフォーマー」でおなじみのマイケル・ベイ製作でリメイクされた「13日の金曜日」。同作のDVD&ブルーレイディスク発売を記念し、リメイク版とオリジナル版の副音声試写会が、8月21日、東京のシネマート六本木で行われた。
副音声試写会は、映画館のスクリーンで映画本編を流しながら、ゲストがオーディオコメンタリー形式で解説するという新しい試みのイベント。副音声に挑んだゲストは、「呪怨」シリーズの清水崇監督、「地獄甲子園」の山口雄大監督、漫画家の石原まこちん、ゲームクリエイターの須田剛一、ゲーム&映画コラムニストのジャンクハンター吉田という5人の「13金」マニア。
全員でおなじみのジェイソンのホッケーマスクをかぶって登場し、気合いを見せていたが、怖いものが苦手な須田は「最近リメイク版を見てギックリ腰になった」と告白。清水監督は「話に詰まったら『キッキッキッハッハッハッ』って言えばいいよ」とオリジナル版のサントラネタで弱音を吐いていた。
まずリメイク版の上映がスタートすると、マニアならではのウンチクや秘話、ツッコミがノンストップで展開。話が何度も脱線するなどして笑いが絶えず、まるで自宅で友だちと映画を見ているようなアットホーム感覚が漂っていた。途中吉田が「この映画に端役で出演する話があったんだよね」と明かすと、清水監督からも「実は一度、監督をオファーされていました」と、ハリウッドから監督オファーがあったという驚きの告白も飛び出した。
続いてオリジナル版の上映が始まると、5人のトークが途切れがちに。「なんか見入っちゃう」「この作品を大きいスクリーンで見る機会はめったにないから、うれしいなあ」と、ゲストは感激しきりだった。ブルーレイディスクのきめ細かい画像にも感心していて、山口監督は「このスクリーン、この画質でまた昔の映画を見たい」と最後に語った。
「13日の金曜日」DVD&ブルーレイは8月28日より発売。
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