ビートルズ「イエロー・サブマリン」をディズニーがリメイク
2009年8月21日 12:00
[映画.com ニュース] ディズニーが、ロバート・ゼメキス監督と組んで、ビートルズが主人公のサイケデリック・アニメーション映画「イエロー・サブマリン」(68)をリメイクすることが明らかになった。米バラエティ誌が報じた。
これまでディズニー側では、オリジナル版の音源を含むビートルズの16楽曲の使用を含めた複雑な権利交渉を、数カ月にわたって続けていたようだ。現段階では、タイトルソングに加えて、「オール・トゥゲザー・ナウ」「ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン」「愛こそはすべて」「ホエン・アイム・シックスティ・フォー」「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の使用許可が下りたことが分かっている。
「イエロー・サブマリン」は、海底の楽園ペパーランドをめぐるビートルズの冒険をアニメ化したもので、メンバー本人たちも最後に少しだけ登場していた。今回のリメイク版は、ゼメキス監督のトレードマークともなった、俳優の演技をデジタル化して取り込む「パフォーマンス・キャプチャー」技術を駆使したデジタル3D映画になるとのこと。同監督の最新作「Disney's クリスマス・キャロル」(11月14日公開)や、「ベオウルフ/呪われし勇者」「ポーラー・エクスプレス」でも用いられた手法だ。2012年7月のロンドン五輪に合わせた公開を目指すという。
なお、ビートルズに関しては、今年の9月9日、全アルバムのリマスター盤が全世界で同時リリースされるほか、人気ビデオゲーム「ロックバンド」のビートルズ版も発売されることになっている。
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