堺雅人が11歳の小野花梨を「自慢の娘」と絶賛。「南極料理人」初日舞台挨拶
2009年8月10日 12:00

[映画.com ニュース] 南極観測隊の料理担当だった西村淳の抱腹絶倒エッセーを映画化した「南極料理人」(沖田修一監督)の初日舞台挨拶が8月8日、東京・テアトル新宿で行われ、主人公の料理人を演じた堺雅人をはじめ、観測隊員を演じた生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補らキャスト陣が登場した。
本作は、南極ドームふじ基地に単身赴任した料理人(堺)と南極観測隊メンバーの日常を描いた軽快なヒューマンドラマ。南極ならではの選り抜きの食材を使った創意工夫による料理の数々が、映画「かもめ食堂」で手腕をふるったフードスタイリストの手によって再現され、作品に彩りを添えている。
主演を務めた堺はこの日同席した娘役の11歳の小野花梨について、「本当に天才で末恐ろしい。撮影中もいろんな演技で大人たちを試したり、自慢の娘です」とコメント。男性キャスト陣に白いバラを配った小野は「すごく立派な方なのに、とても優しかったです」と、父親役だった堺の素顔を少し照れながら語った。
一方の共演者たちは「(前の上映回は)お客さんが涙、涙で大変なことになっていた」(生瀬)、「堺くんの時はお客さんがキャーって言ってたのに、生瀬くんには何にも反応なかったよね」(きたろう)と劇中、美味たる料理に舌鼓を打ったからか、舞台上では舌好調。そんな先輩俳優の暴走に、若手の高良は「皆さんと共演して、現場を楽しむことを学んだ。こういう大人になら、なりたいです」と語り、沖田監督も「撮影中は夢中だったので実感がなかったんですが、僕自身(男性キャスト)8人の純粋なファンだったので幸せでした」と今回の商業映画デビューを楽しんだと振り返った。
「南極料理人」は8月8日よりテアトル新宿で先行公開、8月22日全国公開。
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