地下鉄ハイジャック映画「サブウェイ123」が都営大江戸線をジャック!
2009年8月4日 12:00
[映画.com ニュース] 8月1日、都営地下鉄大江戸線に映画「サブウェイ123/激突」(9月4日公開)のビジュアルを車体全面にラッピングした8両編成の車両が登場し、乗客の注目を集めている。
映画は、ニューヨークの地下鉄ペラム行き123号をハイジャックした犯人グループが、乗客を人質に身代金1000万ドルを要求し、成り行きからその交渉役を担うことになった地下鉄運行指令係との駆け引きが描かれるサスペンス。運行指令係ガーバーを演じるデンゼル・ワシントン、ハイジャック犯ライダー役のジョン・トラボルタという2大俳優の「激突」が見どころで、監督は「クリムゾン・タイド」「マイ・ボディガード」などデンゼル・ワシントンと4度目のタッグとなるトニー・スコットが務めている。
配給元のソニー・ピクチャーズは、「地下鉄を舞台にしている映画なので、ぜひ地下鉄とコラボレーションしたいと考えました。中でも本編で描かれているのがニューヨーク市の地下鉄ということで、日本ではぜひ東京都の管轄である都営地下鉄で、かつ駅数・利用者数も多い大江戸線でラッピングライナーを走行させたいと思いました」と経緯を説明。地下鉄がハイジャックされるという映画だが、「実際に交通局の担当の方に映画をご覧いただいたところ、地下鉄職員が乗客を守る懸命な姿が描かれていたため、本企画が実現しました」
「サブウェイ123/激突」のビジュアルがラッピングされた車両は、8月の1カ月間、都営地下鉄大江戸線を走行する。