「ブルーノ」サシャ・バロン・コーエンの過激モヘアスーツにベルリンあ然!
2009年6月23日 12:00
[映画.com ニュース] 新作「ブルーノ」(7月10日全米公開)を欧州キャンペーン中のコメディ俳優サシャ・バロン・コーエンが6月21日、ドイツ・ベルリンのシンボルであるブランデルブルク門の前にモヘア地のピンクの全身スーツで現われ、ベルリン市民をあ然とさせた。
「ブルーノ」は、バロン・コーエン扮するゲイのオーストリア人ファッション評論家“ブルーノ”が主人公のモキュメンタリー。今回のキャンペーンでは、欧州各地のプレミアでご当地テイストを取り入れた奇抜ファッションを披露している。17日のイギリス・ロンドンではバッキンガム宮殿の近衛兵の制服、18日のスペイン・マドリードではマタドールを従えた闘牛のコスプレ、19日のオランダ・アムステルダムでは“飾り窓”地区でビキニパンツ一丁の男たちを従え、真っ赤なTバックをチラ見せして、ヘソ出しのショート丈のスーツ姿で登場した。
かつて東西ドイツのベルリン境界線で平和の象徴でもある門の前の広場に到着したバロン・コーエンは、ベルリン名物のモヘアのテディベアのような、ピンク色の全身スーツで報道陣のフォトコールに応じた。ピンク色をはじめ、茶色やベージュ色やこげ茶色の衣装を着た男女を従えてポーズを取り、股間には男性器のモックをブラ下げる悪ノリぶり。
さらに、米GQ誌7月号の表紙で全裸ヌードも披露しているバロン・コーエンは、ドイツ語なまりでインタビューに答え、髪型がザック・エフロン風である秘密を語り、ダニエル・ラドクリフの腕の中で全裸で眠るのが夢だと語っている。