“セクシー”と言われるのは「バカバカしい」?ミーガン・フォックスを直撃
2009年6月19日 12:00

[映画.com ニュース] マイケル・ベイ監督による大ヒットアクションの続編「トランスフォーマー/リベンジ」(6月19日公開)で、前作に続きヒロインのミカエラを演じたミーガン・フォックスに話を聞いた。
セクシーな美少女だがメカにも強いミカエラ役でブレイクしたミーガン。前作でもクライマックスで自ら戦いに飛び込んでいったが、本作でもさまざまなアクションシーンに挑戦。クライマックスとなるエジプトでの撮影は、監督の過酷な要求のせいもあって、かなり苦労を強いられたようだ。
「砂漠をブーツで走らなきゃいけないのは大変だったし、小さなシーンなんだけど、私とシャイア(・ラブーフ)が砂丘を下りて街に入っていくところでは、何度も砂丘を上ったり下りたりした。マイケル(・ベイ)は待つのが嫌いだから、急いで走って砂丘の上に戻らなきゃいけないし。それを全部で8回も繰り返したの。マイケルは専用のテントで涼んでいるのに、私たち俳優は座ることも許されなくて……それってとてもクレイジーよね(笑)」
前作の大ヒットで人気が急上昇し、「匿名性がなくなった」と環境の変化について話すミーガン。「誰の目も気にせずに買い物したい時もあるけど、それもままならなくなってきてる。いつも写真に撮られるんじゃないかって思いながら生活するのは大変ね」

アメリカでは男性誌FHMが発表する“世界一セクシーな美女”にも選ばれたが、「そういうのは、雑誌が自分たちの商品を売りたいために言ってるだけ」とバッサリ。
「すごくバカバカしいことだけど、雑誌が売れるように毎年違う女性をリストアップしてるのよ。だから私はそのことには影響されない。ただ、今の私がセクシーと言われるばかりで、演技で認められていないとしたら、それは自分の責任だと思ってるわ。これまで演技力を必要とする映画に出ていないから、“演技力についてもっと見て”とは言えないのよ」
今秋には、昨年「JUNO/ジュノ」でアカデミー脚本賞を受賞したディアブロ・コーディの脚本による初主演作「ジェニファーズ・ボディ」も全米公開。セクシーさに加えて、演技力の面でも新たな顔を見せてくれるか、今後の活躍にも注目したい。
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