「ショート・サーキット」「トータル・リコール」がリメイク製作へ!
2009年6月9日 12:00

[映画.com ニュース] デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタ主演のサスペンス「サブウェイ・パニック」(74)のリメイク版「サブウェイ123」(9月4日日本公開)が今夏全米公開される。「スター・トレック」(公開中)の成功などもあって、ハリウッドではリメイク版やリブート(再構築)版のプロジェクトが後を絶たない。そんな中、2本のSF映画「ショート・サーキット」(86)と「トータル・リコール」(90)のリメイク作品の製作が先週正式に発表され、それぞれに脚本家が雇われた。
米バラエティ誌によると、ディメンション・フィルムズが製作するリメイク版「ショート・サーキット」の脚本家に、ダン・マリノが決定したという。ジム・キャリー主演作「エース・ベンチュラ」のほか、最近ではセス・グリーン主演のストップモーションアニメTVシリーズ「Robot Chicken」を手がけた脚本家だ。
ジョン・バダム監督によるオリジナル版の主人公は人工知能を持ったロボット、ナンバー5で、製作側は「ウォーリー」の主人公にそっくりなロボットを21世紀のテクノロジーで甦らせるという。落雷を受けて突如として感情を持ち始めたナンバー5と、そのロボットを回収・破壊しようとする敵との戦いが描かれたストーリーだったが、これに似たものになりそうだ。
一方、バラエティ誌によると、コロンビア・ピクチャーズが製作するリメイク版「トータル・リコール」の脚本家に、「リベリオン」「リクルート」のカート・ウィマーが決定した。ウィマーの最新作は、アンジェリーナ・ジョリー主演で撮影中のスパイ・スリラー「ソルト」(フィリップ・ノイス監督)でブライアン・ヘルゲランドと共同脚本を務めている。
オリジナル版は、ポール・バーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演作。プロデューサーのニール・モーリッツは、フィリップ・K・ディックの原作「記憶売ります」を忠実に翻案したい考えを明らかにしている。
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