「ブロークバック」のJ・ギレンホール&A・ハサウェイが夫婦役で再共演
2009年6月8日 12:00
[映画.com ニュース] アン・リー監督のアカデミー作品賞候補作「ブロークバック・マウンテン」(05)で夫婦役を演じたジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイが、再び夫婦役を演じることが分かった。
業界紙プロダクション・ウィークリーが伝えたもので、「Love and Other Drugs」という製薬業界の裏側を描く実話ドラマで、2人は夫婦を演じるのだという。
原作は「涙と笑いの奮闘記/全米セールスNo.1に輝いた“バイアグラ”セールスマン」(アスペクト刊)。元ファイザー製薬の勃起機能不全用薬バイアグラのセールスマン、ジェイミー・レイディの体験をつづった小説。すでに「ザ・インタープリター」「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」の脚本家チャールズ・ランドルフが脚色にあたっている。
スタジオのワーナー・ブラザースは今年9月より撮影開始予定。歴史劇に定評がある「ラスト・サムライ」「ブラッド・ダイヤモンド」のエドワード・ズウィック監督がメガホンを取る。
ギレンホールの今後の出演作には、トビー・マグワイアと兄弟役を演じるスザンネ・ビア監督作「ある愛の風景」のハリウッド・リメイク「Brothers」(ジム・シェリダン監督)、ジェリー・ブラッカイマー製作のアクション超大作「Prince of Persia: The Sands of Time」などがある。
彼以上に超多忙なのが「レイチェルの結婚」でアカデミー主演女優賞候補になったハサウェイで、今後の出演作として予定されているものとして、白の女王を演じる「不思議の国のアリス」(ティム・バートン監督)のほか、「ゲットスマート」の続編「ゲットスマート2」、女優ジュディ・ガーランドの伝記映画「Get Happy: The Life of Judy Garland」、トビー・マグワイア共演の「東京サッカーパンチ」などがある。