「ブルーノ」サシャ・バロン・コーエンはオーランド・ブルーム好き!?
2009年6月8日 12:00

[映画.com ニュース] 先週5月31日のMTVムービーアワード授賞式で、エミネム相手にお騒がせパフォーマンスを繰り広げたばかりの俳優サシャ・バロン・コーエンが、コメディ映画「ブルーノ」(7月10日全米公開)のゲイのオーストリア人ファッション評論家のキャラクターで、英マリ・クレール誌最新7月号(英国内で発売中)の表紙を飾った。
それは、「ビキニボディをゲットしよう」という夏のファッション特集号。ブルーノは、“ビクトリア・シークレット・エンジェルズ”の水着美女アレッサンドラ・アンブロジオとの2ショットで、80年代のヴェルサーチの広告写真をモチーフとしたポートレイトの被写体となり、ヒョウ柄や真っ赤なビキニを履いて、際どく下半身を誇示した。また、カバーストーリーでは、ブルーノ独自の視点でファッションを「A to Z」に分けて解説。「O」では俳優オーランド・ブルームの名を挙げ、「大好きな人」だと告白した。
一方で、そのブルーノが5月22日、米カリフォルニア州の一般女性リシャル・オルソンさんから暴行罪で訴えられていたことが判明した。
カリフォルニア郡地裁に提出された訴状によると、07年に彼女が主催するチャリティのビンゴ大会に登場したブルーノは、彼女をその場で押し倒し、映画クルーはそのまま撮影を続行したという。彼女は別の部屋へ移動後に気を失い、頭を打って脳出血に。現在では車椅子生活を余儀なくされ、彼女は製作スタジオNBCユニバーサルを相手取って、暴行罪や詐欺容疑で訴えている。
なお、コーエンは06年の同じスタイルの大ヒットコメディ「ボラット」でも、同様の訴えを数度受けている。
さらに、MTVムービーアワードについて、ブルーノに“下半身攻撃”された当事者エミネムが口を開いた。RapRadar.comに答えた彼は、「ヨーロッパツアー中にサシャから電話をもらい、MTV映画賞で何かとんでもないことをしよう、と持ちかけられた。俺は彼の大ファンだからね。リハーサルよりもうまくできて、うれしいよ」と暴露。激怒した演出の後についても、「ホテルへ戻って3時間ぐらい笑い転げていたよ。放送されたのを見て、笑いが止まらなかった」と明かしている。
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