ジョニー・デップが私有ビーチに故ヒース・レジャーの名をつける!
2009年6月3日 12:00
[映画.com ニュース] 米バニティ・フェア誌最新7月号のカバーストーリーを飾ったジョニー・デップが、バハマ諸島に個人所有する広さ約18.2平方メートルの“リトル・ホールズ・ポンド島”を空撮した写真を初公開した。
その珊瑚礁の島には6つのビーチがあり、それぞれ、デップの大切な人々の名前が付けられている。現パートナーのバネッサ・パラディ、娘のリリー・ローズ、息子のジャック、さらに助言者でもあった友人の作家ハンター・S・トンプソンと俳優マーロン・ブランド。そして残り6つ目のビーチに彼は、故ヒース・レジャーを偲んで、“ヒースズパレス(Heath's Palace)”と名付けたという。デップは、テリー・ギリアム監督の最新ファンタジー映画「イマジナリアム・オブ・ドクター・パルナッサス(原題)」(09年末全米公開)で、同作撮影中に亡くなったレジャーの代役のひとりを務めたよしみがある。
バハマの島はよほどのお気に入りと見えて、ヨットでのセーリングも最高の楽しみらしく、「お金では幸せを買えないが、ヨットでセーリングするとこの上ない満足が得られる」とも。
また、同誌でデップは趣味の読書やギター演奏や絵画について語り、ブランドの横顔を描いた自筆の肖像画など、実に貴重な写真を数多く公開している。「僕が大好きなのは人の顔を描くこと、彼らの目を描くことなんだ。なぜならエモーションって目にみなぎるから。その目の奥底から何をやろうとしているのか分かるから、みてごらん」とデップ。
同誌の表紙写真は、笑顔をたたえたデップの顔のアップ。それは、目力も強く、伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャーを演じたマイケル・マン監督の「パブリック・エネミーズ」(7月1日全米公開)のニヒルな雰囲気をあますところなく伝えている。
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