映画「ノルウェイの森」に松ケン、菊地凛子、「ViVi」モデルが出演決定!
2009年5月14日 12:00
ベトナム出身・フランス在住のトラン・アン・ユン監督(「青いパパイヤの香り」)がメガホンを取る本作は、主人公ワタナベ役に松山ケンイチ、直子役に菊地凛子、緑役に女性ファッション誌「ViVi」のモデルとして活躍する新人の水原希子が抜擢された。
87年に出版された小説「ノルウェイの森」は、国内累計発行部数920万部(09年4月時点)を突破する大ベストセラー。これまで村上が映像化に際して一切の許諾を出さず、また深遠な哲学性を秘めたストーリーテリングの妙味から映画化は不可能と言われてきたが、以前から「ノルウェイの森」の大ファンだったというトラン監督と村上が直接対面し、映画化が実現した。
5月13日、都内での懇親会に出席したトラン監督は、今回決定したキャストについて「松山さんは会った瞬間に好きな役者だと直感した。彼には若者の無垢さ、純粋さを演じる力がある」と絶賛。相手役の菊地に関しては「オーディション用のビデオを見て、直子はこの人しかいないと思った。会ってさらに、『バベル』の時とはまた違った魅力を感じて即決した」と語り、新人の水原については「素晴らしい女性。美しい緑をご覧いただけると思う」と自信を見せた。

また、製作を担当するアスミック・エース・エンタテインメントの小川真司プロデューサーは、事前に脚本を村上に確認してもらい、「最終的には『どんどん自由にやってください』と言ってもらえた」と明かした。
映画「ノルウェイの森」は、6月から2カ月間かけて撮影が行われ、その後フランス・日本で編集作業を行い、来年3月末に完成予定。公開は2010年秋を予定している。
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