「ターミネーター4」マックG監督が“スター”クリスチャン・ベールを非難?
2009年5月13日 12:00

[映画.com ニュース] 公開を目前に控えたこの時期に、どういう意図があるのかは分からないが、「ターミネーター4」(6月13日日本公開)のマックG監督が主演のクリスチャン・ベールを非難したと思われる発言が報じられた。
米ハリウッド・レポーター誌によると、マックG監督は当初同作の主人公となるマーカス・ライト役をベールにオファーしていたという。しかし、ベールがどうしてもこれまでの「ターミネーター」シリーズで主役だったジョン・コナー役を演じたいと言って譲らなかったため、最初の脚本では端役に過ぎなかったコナーを、“スター”であるベールにふさわしい扱いにする必要が生じた。そのため脚本の大幅な変更を余儀なくされ、マックG監督は連日ベールと共に脚本に関する話し合いをするなど、製作に支障をきたすことになったというのだ。
同作の脚本家ジョン・ブランカートも、「説得力のある形でコナーを脚本に組み込むために大変な労力が必要となった」と語っている。最終的に、“無名”のサム・ワーシントンが演じるライト役とコナー役が本編中に登場する時間はほぼ同じになったということだが……。
撮影現場での「ブチ切れ事件」ではベールの擁護に回ったマックG監督とスタッフだが、ここに至っての不協和音の背景には何があるのだろうか。

「ターミネーター:ニュー・フェイト」
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