21歳の現役ポルノ女優、ソダーバーグ監督作に起用され「ポルノより怖かった」
2009年5月13日 12:00
[映画.com ニュース] 「トラフィック」、チェ・ゲバラ伝記映画「チェ」2部作を手がけたオスカー監督、スティーブン・ソダーバーグの新作「ザ・ガールフレンド・エクスペリエンス」の主演に抜擢された21歳の現役ポルノ女優、サシャ・グレイが米MTVのインタビューに答えた。
06年の18歳の誕生日後間もなくポルノ女優としてデビューしたグレイは、その約1年後にはハリウッドを代表する名監督の作品に主演が決まったというラッキーガールだ。きっかけは、彼女のMySpaceに届いた脚本家ブライアン・コッペルマン(「オーシャンズ13」)からのメッセージで、その後ソダーバーグ監督と会い、すぐに今回の主役となるマンハッタンの高級コールガール・チェルシー役をオファーされたという。
昨年末に撮影が始まるまで、グレイはすでにポルノ女優としての経験は積んでいたが、ソダーバーグ監督との撮影はこれまでとはまったく違った体験となったようだ。「スティーブンとの仕事は、ポルノ映画に出るよりももっと怖かった。初めてポルノ映画でセックスシーンを演じた時は、待っている間に緊張しただけで始まれば平気だったの。でも、スティーブンと働くのは、『私、これで合ってるの? もっと違った風に演じた方がいいの?』ってずっと不安だったわ」
脚本はアウトラインが決まっているだけで、俳優たちはアドリブを入れたり自由に役を解釈するよう促されたそうで、12歳から演技を勉強してきたグレイは、入念に準備して撮影に臨んだとのこと。ソダーバーグ監督との最初のミーティング以来、セックスシーンについての話し合いはなかったものの、当然そういった場面を要求されていると思っていたが、実際には監督からセックスシーンは求められなかったそうだ。
代わりに、映画ではコールガールのチェルシーがどのように客をとり彼らと接するのか、高級レストランやホテルに入り込むのか、仕事がパーソナルトレーナーの恋人との関係に影響するのかなど、彼女を中心としたドラマにスポットが当てられている。
「ザ・ガールフレンド・エクスペリエンス」は5月22日より米限定公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー