マーク・ウォールバーグとクリスチャン・ベール、伝説のボクサーとその兄に
2009年4月22日 12:00
[映画.com ニュース] かねてからマーク・ウォールバーグの主演企画として進められていた、実在のアメリカ人ボクサーの伝記映画「ザ・ファイター(The Fighter)」に、クリスチャン・ベールの出演が決定したと米バラエイティ誌が報じた。
レラティビティ・メディアが製作する同作は、ボストン出身のアイルランド系ボクサー、ミッキー・ウォードと、その片親違いの兄ディッキー・エクランドの半生を描くもの。1965年生まれのウォードは、大きなタイトルこそものにしなかったが、元世界チャンピオンのアルツロ・ガッティとの名勝負を通じてファンの間では人気の高いボクサー。ウォールバーグがウォードを、ベールがエクランドを演じる。
兄エクランドも、シュガー・レイ・レナードと対戦するほどのボクサーだったが、コカイン中毒となり犯罪に手を染め、一度は刑務所暮らしをするはめに。だが、その後更生したエクランドは、負け続きで引退を考えていた弟をトレーナーとして支え、見事兄弟でリングにカムバックを果たすという、「ロッキー」風のサクセスストーリーになるようだ。
実はこの作品、ウォードと同じボストン出身のウォールバーグにとっては長年の念願の企画。当初は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンを取り、やはりボストン出身のマット・デイモンがエクランド役を演じる予定だった。しかしその後デイモンは降板、代わってブラッド・ピットの参加が伝えられたが進展を見せず、そうこうするうちにアロノフスキー監督も離脱してしまったという経緯がある。
今回、新たに監督も発表されたが、ウォールバーグとは「スリー・キングス」「ハッカビーズ」でも組んでいるデビッド・O・ラッセルに決定したようだ。
なお、ウォールバーグとベールはもう1本、ブライアン・シンガー監督のクライムドラマ「Prisoners」(2011年公開予定)でも共演することになっている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー