ウィル・スミス&息子が元祖「ベスト・キッド」ラルフ・マッチオに電話!
2009年3月6日 12:00

[映画.com ニュース] 空手を通して成長する少年の姿を描いた84年のヒット作「ベスト・キッド」を、息子ジェイデン・スミスを主役に据えてリメイクするウィル・スミスが、オリジナル版の空手少年役ラルフ・マッチオに突然電話をかけていたことが分かった。
米E!の取材にマッチオが語ったところによると、「(スミスから)電話があって、『息子と話をしてもらえないだろうか?』って言うんだ。若きスカイウォーカーに対するヨーダの気分だったよ」とのこと。そのままジェイデン君に代わって電話で話したそうだが、「とても礼儀正しい、可愛らしい子だった。ワクワクしている様子が伝わってきたよ。僕は単に『楽しんで』と伝えた。それが僕のアドバイスだ」
マッチオは以前、今回のリメイク版に関して多少複雑な思いがあることを明かし、ファンの間で「リメイクなんて」と不満の声が多数上がっていることに、「あの映画に対してそれだけ思い入れのある人が多いということでうれしい」と発言していた。
スミスからの電話を受けて、その発言についてはマッチオも「少し率直に言いすぎた」と考えているようだ。しかし今回の取材でも、「あの作品のメッセージは普遍的なもので、何度でも語り直すことができると思うから、そういう意味でのリメイクは理解できる。それでもやはり新作は、オリジナルのシリーズとは異なる独自の路線を作り上げていくべきだと思う」と改めて強調した。また、仮にオファーがあったとしてもリメイク版にカメオ出演するつもりはないという。
リメイク版「ベスト・キッド」では、舞台がオリジナル版のロサンゼルスから中国(北京)に変更され、故ノリユキ・パット・モリタが演じた師匠のミヤギ役をジャッキー・チェンが演じることになっている。
関連ニュース





