「トータル・リコール」「ネバーエンディング・ストーリー」リメイクへ!
2009年2月27日 12:00

[映画.com ニュース] 90年のSF映画「トータル・リコール」(ポール・バーホーベン監督)、84年のファンタジー映画「ネバーエンディング・ストーリー」(ウォルフガング・ペーターゼン監督)、82年のロマンチックコメディ「ミスター・アーサー」(スティーブ・ゴードン監督)が相次いでリメイクされることが発表された。
米ハリウッド・レポーター誌によると、コロンビア・ピクチャーズとプロデューサーのニール・H・モーリッツ(「プリズン・ブレイク」「ワイルド・スピード」「グリーン・ホーネット」)が、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「トータル・リコール」をリメイク。原作はフィリップ・K・ディックの短編小説「記憶売ります」で、西暦2084年を舞台に、リカール社により売られた夢により、火星への夢にとりつかれた男(シュワルツェネッガー)が何者かに命を狙われ、本当の自分を探すため火星へと旅立つというストーリー。オリジナル版はアカデミー視覚効果賞を受賞している。
また同誌によると、ワーナー・ブラザースが、ミヒャエル・エンデのファンタジー小説「はてしない物語」を原作としたドイツ映画「ネバーエンディング・ストーリー」をリメイクするという。製作には、キャサリン・ケネディ&フランク・マーシャルのケネディ/マーシャル・プロダクション(「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」)と、レオナルド・ディカプリオ率いるアッピアン・ウェイがあたり、1冊の冒険物語の古本を手にしたバスチアン少年(バレット・オリバー)がパラレルワールドを見つけて本の世界へ入っていくというストーリーを、現代風にアレンジするという。オリジナル版はペーターゼン監督が映画化し、ジョルジォ・モロダー作曲のリマール(元カジャグーグーのリードボーカル)が歌った主題歌が大ヒット。以後、90年、94年に続編が作られた。
さらに米バラエティ誌によると、ワーナー・ブラザースが、ダドリー・ムーア主演の「ミスター・アーサー」をリメイク。すでにサシャ・バロン・コーエン主演の「ボラット」「ブルーノ」の脚本家であるピーター・ベイナムが英国人コメディアン、ラッセル・ブランドを主役に脚色。金持ちの御曹司のプレイボーイ、アーサー(ムーア)がワーキングクラスの女性相手に本当の恋を見つけるというハートフルなストーリーで、執事役のジョン・ギールグッドがアカデミー助演男優賞を受賞、バート・バカラック作曲のクリストファー・クロスが歌った主題歌が同歌曲賞を受賞した。
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